パリ歴史事典(普及版) アルフレッド・フィエロ著/鹿島 茂 監訳

文化・政治・宗教から芸術・風俗習慣まで、600の項目で浮かび上がる千年の都パリ。
知られざるエピソードもふんだんに盛り込んだ、読み物としても抜群におもしろい事典。
待望の普及版。

「各項目の記述はいたって短く簡潔であるにもかかわらず、重要な変遷がしっかりと書き留められているから、それを読むだけで、さまざまな歴史的な仮説が心のなかにわいてきて、しばし、夢想にひたることが多い。一つの項目で心に兆した疑問を別の項目に当たって調べようとしたりすると、一日中、この事典を読んで過ごすことになりかねない。これ一冊でパリという途方もなく広大なテーマのネットサーフィンの醍醐味が味わえるわけである。」(鹿島茂「はじめに」より)

パリを知るための必携書
 パリの歴史といっても、政治史ではない。ここで扱われるのは、パリジャンたちの日常生活の歴史。犬、オペラ、キャバレー、劇場、下水道、市長、宝くじ、男子修道院、地下鉄、売春、四輪馬車といった600の項目により、文化・政治・宗教から芸術・風俗習慣にいたるまで、パリの生活のありとあらゆる側面が歴史的に論じられている。
 たとえば、「歯医者」という項目は次のように始まる。「何世紀ものあいだ、口腔の治療は床屋が行なっていた。現在の理髪師、外科医、歯医者は、床屋の同業組合から分化したものなのである。公道に建てた小屋で抜歯業を営む大道薬売りもいた。そのなかでおそらくもっとも有名なのは、ポン・ヌフ橋に店を出したグラン・トマである」。つづいて、変遷・現在の状況までが詳述されるといった具合。末尾には、参照すべき別の項目も示されている。「これ一冊でパリという途方もなく広大なテーマのネットサーフィンの醍醐味が味わえるわけである。」(「はじめに」より)
 今回の普及版刊行にあたり、人名・地名索引に加え、和文・欧文それぞれの収録項目一覧(収録ページ付)も追加された。さらに引きやすくなった、待望のコンパクト版。


単行本: 806ページ
出版社: 白水社; 普及版 (2011/7/9)
発売日: 2011/7/9
商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 5 cm






 アルフレッド・フィエロ Alfred Fierro
パリ市立歴史図書館主任司書。パリ史研究の第一人者。Chroniques Mystérieuses des Rues de Paris(パリの街路の歴史と記憶)、Dictionnaire du Paris disparu(失われたパリの歴史)、Histoire de Paris illustée(図解パリの歴史)、Paris au jour le jour(パリ、その日その日)ほか著書多数。本書は、Histoire et dictionnaire de Paris(パリの歴史と事典)全5章の第4章にあたる。
 
監訳者:鹿島 茂(かしま しげる)
1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。共立女子大学を経て、現在明治大学国際日本学部教授。『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)、『パサージュ論 熟読玩味』、『モンマルトル風俗事典』、『パリの日本人』、『パリが愛した娼婦』、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)など著書多数。


(白水社さんサイトより)



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販売価格 4,700円(税込5,076円)

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